
時計のレストア(再生)について当店の基本姿勢
◎本来その時計の製作当時に限りなく近づけることを目標とした整備と部品製作(レストア作業)を行っております。
| 当店の時計修理設備 |
整備内容 |
整備前 ⇒ 整備後の比較 |
磨耗・破損部品 ⇒ 整備・新規製作部品の比較 |
| ゼンマイ交換について |
風防(ガラス・プラ)の交換について |
当店オリジナルケース製作 |
レストア対象機種(機種別・脱進機別) |
一般的に行われているオーバーホールは分解・洗浄・注油のみで、天真が磨耗していれば
受けを曲げて下げる、天輪や歯車が地板や受けに当り止まる際は単純に地板や受けを削るなどの
応急的な処置をし緩急針で姿勢差も考えず文字板上でそこそこの精度にするくらいが多いように感じます。
応急的な整備をされた悪い例
精密でかつ回転部分ばかりの機械式時計はこれでは本当の意味でのオーバーホールとは言えません。
磨耗や傷のある軸をそのままにして使えば、ますますその部分の劣化は進みます。
本来の設計とは違う、その場しのぎの修理をすれば
機械式時計の長い寿命からすれば瞬間的に調子は良くなっても
将来的には必ず大きな故障につながります。
また、今は調子がいいからオーバーホールはまだ不要だと考え使用している方もいらっしゃいますが
強いゼンマイの力を受けつづけている各輪列は経年劣化により必ず磨耗をしております。
時計に使われている油も近年高品質なものがありますが長くても2年もすれば油は乾き粘度も増していきます。
仮に2年以上オーバーホールをしないで調子よく動いている時計でも、当面は精度を保ちつづけるでしょう。
ただ、機械内部では粘度を増した油がヨゴレを含み軸は焼き付きながら動いているようなもので
2年ごとの分解洗浄で元の精度をだすことができる状態のムーブメントだったとしても
それを怠ったばかりに部品がどんどん磨耗し、極端な例で言うと軸の部品製作を必要とし
最悪の場合は地板や受けに致命的な破損をもたらし、よくて修理可能だが莫大な再生費用がかかる、
悪ければ修理不能の状態にもなりかねません。
破損・磨耗した部品
車でたとえればオイル交換をしないで何万キロも走らせているのと同じです。
皆さんご存知のとおり、油が鉄粉を含み粘度が増し何れはエンジンが焼きつき最悪は修理不可能となります。
時計の内部でも同じような現象は起きているのです。
ただ車とは違いあまりにも小さく、車のように音も聞こえず焼き付いて動いていても煙もださないので気付かないだけなのです。
当店ではその時計の本来の設計に沿った処置を施し、お客様が安心して長期に渡り使用できる整備を行っております。
このような姿勢で整備しておりますので当店でお買い上げの時計は
数百年前のアンティークでも完全な整備を行い1年保証をお付けしているのです。
他店で購入された時計でも修理の受付をしております。
たたし、前回どのような整備をされているのかわかりませんので
修理に付いては6ヶ月の保証とさせていただいております。
※部品製作、天芯、ゼンマイ交換、風防交換 などは別途費用がかかります。
見積もりは無料で行っておりますのでお気軽にご相談下さい。
◎ご遠方の方は郵送での見積り、修理受け付けもしております。
輸送中の衝撃を受けないよう緩衝材で厳重に梱包し、宅配便、郵便の場合は書留扱いで送って下さい。 |